無排土

鋼管周面にスパイラル状の羽根を設けて回転圧入を行うため、NSエコパイルと同様無排土施工を実現しました。このことにより、杭周辺地盤を締め固める効果も得られます。

リサイクル

圧入時と逆転させることによって、容易に杭体を引抜くことが出来るので、リサイクルが可能になります。従って、仮設杭としての利用も可能になります。

低騒音・低振動

NSエコパイル中小径と同じ小型施工機械により、杭を地中に貫入する際の衝撃を発生させず、低騒音・低振動施工を実現しました。

現場車両数の低減

無排土であり、コンクリートやセメントミルクを用いない工法であることから、残土搬出やコンクリートミキサー車などの工事車両の出入りが不要であり。工事車両の数が少なくて済みます。

高品質

施工時に計測される回転トルクと地盤のN値とは相関性があることから、これらを比較して支持層を確認することが出来るため、高品質で信頼性の高い杭基礎の構築が可能です。

高耐震性

鋼管杭基礎であるため、大きな変形性能を有しており、耐震性に優れています。

近接施工

無排土施工をしますので、杭周辺地盤を緩めることなく、近接した既設構造物の基礎や埋設配管等への影響を抑えた施工が可能です。

狭隘地

コンクリートプラントなどが不要で、杭打ちに使用する設備が少ないため、既設構造物脇などの狭隘な現場での施工が可能です。全旋回機や小径杭打ち機では、建屋内部、高架橋下や架線下など上部高さ制限のある現場にも対応できます。

時間制約

夜間施工等の時間制約がある場合でも、セメントやコンクリートを使用しないため、いつでも施工を中断、再開することが出来ます。