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お知らせ

2021/12/09
テレスコドレーンパイプ無足場にて急速施工
君津スマートインターチェンジ(館山自動車道)にて採用されました

館山自動車道 君津スマートインターチェンジ( NEXCO 東日本管内)に、日鉄建材株式会社 (代表取締役社長:中川智章)の斜面崩壊防止商品「テレスコドレーンパイプ」が採用されました。 降雨の影響によりスマートインターチェンジの切土斜面に緩みが生じるのを抑制するため、対策が必要となったもので、 本件は、関東地方の NEXCO 向けでは初実績となります。

同商品は、盛土などの斜面に貫入することで近年頻発する異常降雨による地下水位の上昇を抑え、地震時の過剰間隙水圧消散を行い、斜面の耐雨性・耐震性を高めることが可能となります。
異なる直径のパイプを組み合わせた押出式構造により、内側のパイプを順次押出すことでパイプと土の摩擦抵抗を分割することができ、従来であれば先行ボーリングが必要な長尺パイプでも地盤を緩めずに最大約 6 mまで貫入が可能な画期的な特長を有する商品となっています。また、集水孔にφ 5mm の小径孔を多数設けるパイプ表面は、開口率が高く排水性に優れ、排出できる地下水が多い他、従来工法に比べ地盤の緩みの元になる土砂流出が生じにくく、斜面崩壊の抑制に効果的な構造となっています。


同現場の施工は、ワイヤー吊下げ式法面穿孔機を用いて施工が行われました 。本穿孔機を用いることで足場を設置することなく施工が可能となるため、施工速度が向上しています。
本施工においては、NEXCO 東日本東京湾アクアライン管理事務所様および株式会社 NIPPO 様のご指導・ご協力のもと安全かつ迅速に施工を終えるに至りました。


当社では今後も NEXCO 管内における盛土・切土排水工事に対し、同商品のPRを積極的に行い、高速道路の安心・安全に寄与できるよう取り組んでまいります。

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